完全ガイド
2020年最新のローカルSEOで上位表示させる方法です。(ローカル検索対策)
3年間ローカルSEOに取り組み、評価数370件以上、間接検索数45,000/月以上、電話問合せ111件/月獲得するのに使った方法です。
Googleスプレッドシートのチェックリストをダウンロードしてください(PDF&ダウンロード)
このステップではまずローカルSEO基礎を説明します。ローカルSEOとは?を知りたい人は読んでください。基礎を知っている人はステップ2ら始めてください。
ローカルSEOとは
ローカルSEOとは、Gooeleの地図検索に特化したSEOを指します。 「地名 + キーワード」または 「地域に影響を受けるキーワード」などのローカル検索結果で、ローカルパックと呼ばれる上位3枠内の表示を目指します。特に実店舗があるビジネスに必要な対策です。※日本ではMEO(Map Engine Optimization)もローカルSEOと同じ意味で使われます。
ローカルSEOの重要度は年々増しています。
GO-GulfのリサーチによるとGoogle検索の46%は、ローカル検索というデータもあります。
ローカル検索は来店前に行われることが多く、集客効果が高いのがローカルSEOの大きな特徴です。
実際にGoogleの調査によると以下のようなデータもあります。
集客効果の高いローカルSEO対策で、上位表示するための完全ガイドへ進んでください!
ローカルSEOを攻略するために、まずは検索順位が決められる仕組みを理解しましょう。Googleが明言している3つの要素と、MOZが調査した8つのランキング要素を元に説明します。
Googleは以下の3つを掲載順位が決定される要素としています。
前提として検索語句と関連性が高く、距離が近いリスティングが表示されます。その中で知名度の要素が掲載順位に影響を与えます。
いくら有名でも、関連性が低く、距離が遠ければリスティングに表示されることはありません。
SEOと違い大手サイトの影響が無いことも、ローカルSEO対策がおすすめな理由です。
Googleマイビジネスに登録した情報と、ユーザーが検索した「キーワード」との関連性が重要視されます。ビジネス情報を充実させることで関連性を高めることができます。
結論から言うと距離に対するローカルSEOの対策は、正しい情報を登録すること以外ありません。
キーワードで指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離が近い方が表示されやすくなります。
地名をキーワードに入れない場合は、現在地情報周辺のビジネスが検索されます。
検索キーワードに「中目黒 カフェ」などの具体的な地名が入る場合は、たとえ北海道にいても中目黒のカフェが検索結果に表示されます。一方で「カフェ」のようにキーワードだけで検索した場合、現在地周辺のカフェが表示されます。
知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ローカルSEO対策を多くできる要素です。
多くの人に知られている著名なビジネスは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。Googleやレビューサイトでの口コミも知名度に影響があり、口コミ数が多く、評価の高いビジネスは掲載順位が高くなります。
ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、ウェブサイトへのSEO対策もローカルSEO対策の一部です。
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2018年のMOZのLocal Search Ranking Factorsによると、検索順位を決める要因は8つあります。
ランキング要素の中で一番比重が重いのが、Googleマイビジネスのシグナルです。2章の「Googleマイビジネスの最適化」で詳しく解説しています。
距離、カテゴリー、ビジネス名のキーワードなどが影響を与える要素とされています。小手先のテクニックより、まずはビジネスの最も基本的な情報を正しく設定することが重要といるでしょう。
リンクシグナルは、6章の「被リンク対策(Link building)」で詳しく解説しています。アンカーテキスト、被リンクドメインの権威性、発リンクの品質などが影響を与える要素とされています。
Googleマイビジネスに紐づけているウェブサイトのリンク状況に関する評価です。Googleも「ローカル検索結果の検索順位が決定される仕組み」で明言していますが、一般的なSEOの手法もローカル検索結果の最適化に適用できるとしています。
レビューシグナルは5章の「レビューを集める」で詳しく解説しています。レビューの質、最近のレビュー数、Google以外のレビューサイトでの評価などが重要視されます。
言い換えれば、複数のレビューサイトから高評価のレビューを定期的に獲得すべき、ということです。とはいえGoogleマイビジネスのレビューが一番評価される可能性は非常に高いので、ゼロからレビューを集める場合はGoogleに注力しましょう!
オンページシグナルは、3章の「NAPの最適化」で詳しく解説しています。NAP情報、キーワード、ドメインの権威性などの評価が重要視されます。
ウェブ上に散らばるNAPを統一させたり、キーワードをユーザーに役立つ形で利用するのが効果的です。またドメイン自体の評価もオンページシグナルでは考慮されます。2のリンクシグナルとも関連がありますが、ドメインの権威性を上げるために一般的なSEOの手法をウェブサイトには適用しましょう。
サイテーションシグナルは、4章の「サイテーションを構築する」と3章の「NAPの最適化」で詳しく解説しています。IYP(international yellow page)、NAPの最適化、サイテーション数などが重要視されます。
IYPとは日本では馴染みがありませんが、食べログや、ホットぺーパーのような業種ごとの大型ポータルをイメージしてください。被リンク以外の、ビジネス名の言及であるサイテーションの数も影響を与えます。
ユーザー行動シグナルは、2章の「Googleマイビジネスの最適化」で詳しく解説をしています。クリック率、Googleマイビジネス経由の電話数、チェックイン数などが重要視されます。
ウェブページのタイトルのクリック率は、タイトルやメタディスクリプションの最適化で改善します。Googleマイビジネス経由の電話を増やすためには、ビジネス情報の充実はもちろんのこと、高評価なレビューを沢山獲得する努力が必要です。フェイスブックなどの位置情報を使うサービスのチェックインもシグナルの1つされています。
パーソナライゼーションは、検索エンジンがユーザーの行動履歴を考慮し、検索結果をユーザー毎にカスタマイズするためのシグナルです。地図アプリの利用歴、検索歴、位置情報の履歴などが重要視されます。
パーソナライゼーションに関しては、ローカルSEOのシグナル対策として、取り組めることはありません。
ソーシャルシグナルは、SNSのフォロワーの増加数、SNSのNAP情報、ツイッターフェイスブックでのエンゲージメントなどを重要視するシグナルです。
ソーシャルシグナルは、ランキングファクターの中でも比率が2.8%と低く、今回の記事ではSNSでのエンゲージメントの高め方は触れていません。細かいテクニックは「ソーシャルエンゲージメントを高める7つの方法」を参考にしてください。
このステップではローカルSEO対策では絶対に外せない、Googleマイビジネスの設定方法を説明します。すでにオーナーの承認が済んでいる場合は、ステップ2から始めてください。
ビジネスによっては既にリスティングに掲載されている場合があります。アカウント作成前に、Googleで「会社名」や「施設名」などのビジネス名で検索して確認をしてください。
リスティングに掲載されていない時は、Googleマイビジネスの公式ページから「今すぐ開始」をクリックし新規登録をしてください。登録にはGoogleのアカウントが必要です。未取得の場合はこちらから登録してください。
始めにビジネスのオーナー確認(所有権の確認)を行います。確認が完了すると、Googleマイビジネスの全ての機能が利用できます。
最も時間が掛かる確認方法です。
14日程度で確認コードが記載されたハガキが送付されます。
到着したらGoogleマイビジネスにログインして、「オーナー確認を行う」をクリックしてコードを入力してください。ハガキ以外にオプションが用意されている場合は、確認に時間のかからない方法を選択しましょう。
ビジネスによってはハガキ以外の、電話での確認、メールでの確認、即時確認の3つの方法が使える場合も有ります。
「オーナー確認を行う」をクリックして上記の方法が表示されたら、承認まで時間のかからない方法を選択してください。
各確認方法の詳細は、Google でのビジネス リスティングのオーナー確認を参照。
継続的に使用していて、 顧客に認知されているビジネス名のみ入力します。
地名などのキーワードや、キャッチコピーなどのマーケティングタグラインを入れることはガイドラインで禁止されています。
例えば、「ABCストア」という店名なら、「ABCストア」とビジネス名を入力しましょう。
以下のような設定はNGです。
☓ 激安ABCストア
☓ 渋谷のスニーカーショップABCストア
違反を繰り返してリスティングが削除されれた事例も多々あります。
必ずルールを守って運用しましょう。
PRO TIP
ビジネス名はNAP(name/address/phone)の最適化においても重要な要素です。公式HPや、他のレビューサイトで利用しているビジネス名と、完全に一致する名前を利用しましょう。
カテゴリーは中心となる事業内容を示すカテゴリーを選択してください。
ガイドラインには以下のように定義されています。
カテゴリは「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選択します。提供しているサービス、販売している商品、保有している設備を示すことではなく、事業を総合的に示すことが目的です。- Google
宅配ピザ店なら具体性に欠ける「テイクアウト」ではなく、「宅配ピザ」を選択することが推奨されています。
主要なカテゴリーを1つ選択すると、Googleのシステムが自動的に適切なサブカテゴリーを選びます。自動選択されたカテゴリーが重複していないと判断できる場合は追加をします。
ガイドラインに詳しくカテゴリーの選択方法と事例が出ていますので、参考にしてください。
ビジネスス情報の追加は、Googleマイビジネスのダッシュボード内「情報」から入力できます。
公式サイトや他のレビューサイトで利用している電話番号を入力してください。
ローカルSEO対策にはNAP(name/address/phone)情報の統一が重要です。
複数の電話番号を有している場合は、注意して設定しましょう。
詳しくはNAPの最適化の項目で解説します。
初めにカバー、ロゴ、の2つの写真を追加します。
選択したカバー写真は、必ず表示されるわけではありませんが、優先して検索結果に表示されます。リスティングを見たユーザーが「行きたい!」と思うような、魅力的な画像を設定しましょう。
またGoogleマイビジネスの写真は想像以上に見られてます。こちらの事例では、約3年間で10.2万回閲覧されています。
写真がお店を選ぶ際の判断に使われているのは間違いありません。Googleのガイドラインでも推奨されているので、ユーザーの行動に結びつく魅力的な写真や動画をたくさん投稿しましょう!
PRO TIP1
写真にはオーナー提供とユーザー投稿の2種類があります。写真を撮りたくなる商品があれば、短期間でユーザー提供画像が増えます。
PRO TIP2
インサイトから、競合の写真閲覧数との比較が見れます。閲覧数が劣っている場合は、写真の投稿頻度を増やしてエンゲージメントをたかめましょう。
現在は(2019/8月時点)ベータ版の機能ですが、リスティングに商品の追加ができます。商品やサービスの価格を、ホームページに飛ばなくても見れる機能です。
Googleはユーザーの利便性を考えて進化する中で、検索結果の上部にユーザーが欲しい情報を表示する ゼロクリック検索に力を入れています。
ローカル検索で表示される、Googleマイビジネスのリスティングもゼロクリック検索の一部です。
サービス内容や価格など、ユーザーの来店判断に使われるビジネス情報を充実させて、ユーザーのアクションにつなげましょう!
Googleマイビジネスのプロフィールにアクセスできる、短縮URLを作成します。
ユーザーにレビューをお願いする際に役に立つので、必ず取得しましょう。
「情報」→「@(プロフィールの略称)」から登録できます。
g.page/ビジネスの略称/review
※レビューをもらう際のURL
略称は早い者勝ちです。未取得の場合はビジネスの略称とURLを作成するを参考にして、今すぐ取得しましょう!
PRO TIP
g.page/ビジネスの略称/review のようなリンクを、ホームページや、店舗の見えるところに掲載しレビュー数を増やす
説明欄に上位表示を目指す、2つのキーワードを入れます。
不自然なキーワードの使い方はNGです。
ユーザーにビジネスの特徴を説明する上で、違和感が無いようにキーワードを追加してください。
例)渋谷(地名)+宅配ピザ(業種)+ABCショップ(ビジネス名)
このように→渋谷の宅配ピザ専門店ABCショップです。
ビジネス説明のガイドラインでは、質が低い説明や、過度に宣伝が強調された説明は禁止されています。SEO効果を狙い過度にキーワードを入れたり、キャッチコピーだらけの説明文は避けましょう。
PRO TIP
自分よがりのマーケティングは通用しません。それどころかリスティング停止の対象になりかねません。ユーザー目線で、Googleマイビジネスの情報を充実させることが重要です。
このステップでは On Page シグナルの1つであるNAPの最適化を行います。サイトの収集に手間はかかりますが、対策内容はとてもシンプルです。
NAPとは、name、address、phone(ビジネス名/住所/電話番号)の略です。
NAPの最適化では、ウェブ上に散らばるNAP情報をGoogleマイビジネスのNAPに統一します。
サイテーションシグナルと呼ばれるランキング要素を意識した対策です。
最適化する理由は、NAPの表記がバラバラだと検索エンジンに2つの異なったビジネスと判断される可能性があるからです。
○元の住所→有楽町1丁目8-1
☓ 有楽町1-8-1
☓ 有楽町1丁目-8番-1号
☓ 有楽町1ー8ー1
最近の検索エンジンは精度が上がっていて、多少の表記の違いは理解できるとも言われています。
ですが検索エンジンを混乱させないためにも、NAPの表記は各サイトで完全一致させてください。
あなたのビジネスの情報が記載されているサイトを片っ端から集めます。Googleで「ビジネス名」か「住所」で検索をして、ヒットしたサイトを全て確認します。
記載があったサイトは今後定期的に監視をするために、スプレッドシートにまとめるのがオススメです。
次に統一されていないNAPは修正します。
SNS、レビューサイト、ポータルサイトなど、自分でアカウント管理ができるサイトは、ログインをして情報を更新してください。
誰かのブログや、アカウント管理ができないポータルサイトなどは、運営者に問い合わせてNAPの修正をしてもらいましょう。
ブログは返信が来ないことも有りますが、営利目的で運営しているポータルは、すぐに修正してくれることが多いです。
PRO TIP
NAPはGoogleマイビジネス登録したNAPに統一する。
このステップではまずローカルSEO基礎を説明します。ローカルSEOとは?を知りたい人は読んでください。基礎を知っている人はステップ2ら始めてください。
サイテーションとは、日本語で「引用/言及」という意味です。
ビジネス名、住所、電話番号が、自社のウェブサイト以外に記載(言及)されることを指します。ローカル検索の、ランキング要素の10.82%はサイテーションシグナルです。
このチャプターではより多くのサイテーションシグナルを検索エンジンに送るための、2種類のサイテーションを説明します。
ストラクチャーサイテーションとは、フェイスブックページ、地域ポータルサイトなど、自分で作成したり、管理ができるサイテーションです。
サイテーションの構築では、ストラクチャーサイテーションの作成に注力をします。
あなたのビジネス情報を掲載できそうな、サイトを徹底的に集めます。
業種によって様々な地域ポータルや、クチコミサイトがあります。ここでは全て紹介することはできませんが、多くの業種に当てはまるメジャーなサイテーションソースを紹介します。
飲食店なら食べログ、美容院ならホットペッパービューティーなどのメジャーポータルには必ず登録しましょう。※業種ごとにサイテーションソースをまとめたページを作成中
集めたサイテーションソースにGoogleマイビジネスと同じ情報を登録します。
NAPは完全一致で登録してください。
説明文や写真などは全く同じ物を使う必要はありません。
各サイトのコンテキストに合わせて文面を調整したり、適切な写真を投稿します。
アンストラクチャーサイテーションとは、クチコミ、SNS、ブログでの言及など、自分以外の誰かが行うサイテーションです。
ストラクチャーサイテーションとの大きな違いは、コントロールができない点です。
施策をしても確実に得られるわけではありません。
まずはストラクチャーサイテーションを優先させましょう。
各ポータルのレビューを集めたい場合は、ステップ6のレビューを集めるを参考にしてください。
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このステップではGoogleマイビジネスのレビューを集める方法を解説します。Googleのガイドラインに従い、効率的にレビューを集めましょう。
今の時代レビューは絶大な力を持っています。
お店に行く前や、物を買う前にレビューを見ない人の方が少ないのではないでしょうか。
Deloitteのリサーチによると、消費者の81%の人は購入前にレビューを見るというデータもあります。
Googleもローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組みの「知名度」の中でレビューが重要だと明言しています。
Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。
– google
実際にランキング要因の、15.44%はレビューシグナルによるものです。
悪いレビューを減らすには?
結論ですが最高の商品や、サービスを提供する以外はありません。低評価のレビュー内容を参考にし、ビジネスを継続して改善していくしかありません。
Googleマイビジネスに多くのレビューを獲得するための対策と、レビューをお願いする際の注意を紹介します。
レビューページへの短縮URLを作成するために、ビジネスの略称を準備します。
g.page/(ビジネスの略称)/review
レビューお願いするために、このようなURLを作成します。
※ (ビジネスの略称)部分に作成した略称を入れます
Googleのガイドラインによると、以下の方法でクチコミを得ることは禁止されています。
当然ですがポジティブなレビューをお願いすることや、お金でレビューを買うことは禁止されています。クチコミをお願いする際は、必ずガイドラインに従いましょう。
クチコミは、偏見がなく正直なものであって初めて価値が生まれます – google
Google以外のクチコミサイトでレビューをお願いする場合も、必ずガイドラインを確認しましょう。
ここでレビューページへのURLの出番です。
クチコミを獲得しやすくするためのアイデアを紹介します。
とにかくレビューページのURLをお客さんの目につくところに掲載します。
URLは入力をするのに手間がかかるので、QRコードとURLの両方を記載しましょう。
QRコードは無料のQRコードメーカーで作成できます。
URLを使わない場合は以下の手順で口コミをお願いしてください。
このステップではリンクシグナルへの対策を解説をします。このステップは主にウェブページ向けの対策になり、ローカルSEO対策の中では易度が高いです。
MOZの2018 Local ranking factorsによると、リンクシグナルはランキング要因の16.53%を占め、2番目に重要視されています。被リンク対策は、Googleマイビジネスに登録したサイトに行います。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。- google
Googleはローカル検索結果の掲載順位を改善する内の「知名度」で上記のように明言しています。つまりウェブの検索結果で上位表示できれば、ローカル検索でも上位表示の確率が高くなります。
被リンクを獲得するためにローカルコンテンツのブログを始めましょう!
ローカルコンテンツを作成する理由は2つあります。
被リンクをもらえるのがベストですが、記事が上位表示された場合も検索順位にポジティブな影響があります。ドメインの評価向上を考えると、ブログはメリットしかないので早めに始めましょう。
ペルソナとは、典型的なユーザー像を指します。
あなたのサービスや商品をよく利用してくれるお客さん像と考えるとわかりやすいかもしれません。
ペルソナ1人に向けてローカルコンテンツ書くイメージです。
詳しい作成方法は、簡単に作れるテンプレート付きのペルソナの作り方[無料テンプレート&サンプル付]を参考にしてください。
設定したペルソナが検索しそうなうキーワードを選びましょう。
具体的には「地名」+「キーワード」の複合キーワードを探します。
検索窓に単語を入力すると候補が自動入力される、オートコンプリート機能を使います。
例えば、日帰り温泉を運営している場合は「地名」+「日帰り」などを入力し候補を探します。
手間は掛かりますが、多くの人が実際に検索をしていて、競合が少ないキーワードを見つけやすい手法です。大手ポータルサイトが参入していないキーワードが狙い目です。
詳しくは以下の2記事を参考にしてください。
Googleスプレッドシートの「チェックリスト」をダウンロードする(PDF&エクセル)
ローカルSEO対策に終わりはありません。
長期的に成果を出すには、定期的にコンテンツを作成したり、Googleマイビジネスを常にフレッシュな状態に保ちましょう。
良いレビュー悪いレビューに関わらず、レビューには必ず返信をします。
理由は2つあります。
ユーザーがクチコミを読む際、オーナーからの返信も目に入るのは言うまでもありません。 特に「悪いクチコミ」に対する、返信は気になるものです。
悪いクチコミにも誠意をもって対応しましょう。
クチコミの返信方法が分からない場合は、クチコミを読み返信するに一度目を通してください。返信方法の解説はもちろん、Googleがどのようにクチコミに対して考えているか理解できます。
レビューに返信をすると、ユーザーに回答があった旨の通知が送られます。
可能性は低いですが、返信を見たユーザーがクチコミの内容を変えたり、対応に納得がいけば、低評価のレビューを削除してくれるかもしれません。
ナレッジパネルに表示される、Googleマイビジネスの「投稿」は想像以上に見られています。
ユーザーに有益な情報を発信することで、来店などのアクションに繋がる可能性もあります。 SNS感覚で最新情報をどんどん投稿して、エンゲージメントを高めましょう。
Googleマイビジネスだけでなく、ウェブサイトの評価も上げる努力をしましょう。
ウェブサイトがまだ無い場合は、ブログ機能が付いたワードプレスがおすすめです。
ステップ6の 被リンク対策で解説した方法を使い、ローカルコンテンツを定期的に作成します。
ローカルSEOの効果を最大限に得るために、通常のSEO対策も平行して行います。
Googleマイビジネスの機能の一つに、誰でも提案を行える「情報の修正を提案」 があります。この機能はリスティングの情報を最新に保ち、正しい情報を掲載するためのものです。
ですが誤った情報への修正提案が行われることも少なくありません。
Googleはオーナーに通知をせず変更をすることもありますので、定期的に掲載情報が正しいか見直しましょう。
一番重要なのは、ビジネスを改善し続けることです。
ビジネスの本質的な改善に比べれば、Googleマイビジネスの最適化、サイテーションの構築などは些細なことです。
最高のビジネスはレビューも自然と増えますし、SNSブログなどで言及される機会も増えます。サイトへの被リンクも時間と共に増えていくでしょう。
反対に時代やユーザーの要望に合わせて改善をしなければ、悪いレビューは増え、客足も遠のきます。
ローカルSEO対策は重要ですし、実際に効果はあります。
ですがビジネスの本質的な改善を行わなければ、長期的には結果が出ません。これだけは忘れないでください!
まだローカルSEO対策をしたことが無ければ、劇的な効果を上げる事ができるかもしれません。この記事の8ステップを参考に今すぐローカルSEO対策を始めましょう!
Googleの調査で分かっているように、ローカル検索をした人の18%は当日中にお金を使う可能性がある、いわゆる「今すぐ客」です。
まだローカルSEO対策をしていないのであれば、ローカルSEO対策は、来店数を増やし、売上を劇的にアップさせる可能性を秘めています。
まずは今回紹介したステップ1〜7を参考にして今すぐローカルSEO対策を始めてください。全ての対策を一度にやるのは難しい場合は、重要度の高いGoogleマイビジネスのアカウント作成から始めましょう。
ローカルSEOにも小手先のテクニックは有効ですが、結局のところ一番重要なのはビジネスの本質的な価値を上げることだと私は考えます。
優れたビジネスであれば、ローカル検索順位を決める要素である、ポジティブなレビュー、サイテーション、被リンクも自然と増えていきます。
ビジネスの継続した改善と、ローカルSEOを組み合わせて、地域一番を目指しましょう!
ローカルSEOとは、Gooeleの地図検索に特化したSEOを指します。 「地名 + キーワード」または 「地域に影響を受けるキーワード」などのローカル検索結果で、スナックパックと呼ばれる上位3枠内の表示を目指します。特に実店舗を所有するビジネスオーナーが必要な対策です。※日本ではMEO(Map Engine Optimization)もローカルSEOと同じ意味で使われます。
結論同じです。世界ではローカルSEOという言葉が一般的に使われています。
日本ではなぜか独自の造語である、MEO(map engine optimization)がよく使われています。月間検索数もMEOの方が多く、ローカルSEOの約10倍検索されています。
ローカルSEO/MEO対策ができる業種は、Googleマイビジネスのアカウントが取得できる業種に限られます。対象となるビジネスのガイドラインによると「営業時間内に顧客と直接対応するお店やサービス」はアカウントの取得が可能です。
ローカルパックとは、地域に関係するクエリが検索された際に、地図情報と共に表示される検索結果を指します。関連性の高いビジネスが3つまで表示されます。
決定的な違いは検索結果が表示される位置です。 ローカルSEO/MEO(map engine optimization)は、地図検索で上位3枠内の表示を目指す対策です。SEO( search engine optimization) は、自然検索で上位を目指す対策です。
ターゲット地域の同業者数によって異なります。競合が少ない場合は、1週間程で地図検索の上位に表示されるケースもあります。競合が多い地域では、数ヶ月掛かる場合もあります。
Googleはローカル検索結果の掲載順位が決定される仕組み中の「知名度」で、「クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。」と明言しています。クチコミ獲得の施策を積極的に行った場合は、成果に繋がりやすいといえるでしょう。
正しい対策を行えば、集客効果はあります!
特にGoogleマイビジネスがリスティングに掲載されていない場合は、より効果を実感して頂けます。
これは弊社が管理しているGoogleマイビジネスの「インサイト」画面です。
・WEB サイトへのアクセス:920
・ルート検索:1,934
・電話:154
リスティングに掲載が無ければ、上記のアクションを得る事はできませんでした。ただ地域や業種によって成果の大きさは変わります。
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