最高のコンテンツを作る為に必用なことは?
最新のマーケティングをすること?ライティングのテクニックを上げること?
一番重要なのは、、、、読み手を理解して1人に響くコンテンツを作ることです。
その1人を決めるのがペルソナの設定です。
ペルソナを作る事で得られるメリットは。
- メッセージが響く
- コンバージョン率(成約率)が上がる
- マーケティング費用が抑えられる
- 正しい見込み客を獲得できる
オンラインビジネスをしていく上で、かなり重要なメリットが得られます。
例えるなら、ペルソナ無しのマーケティングは暗闇でマシンガンを撃ちまくるようなものです。当たったらラッキーの運任せです。
ペルソナを作り、高確率で命中するスナイパーライフルで戦いましょう!
すぐにペルソナを作りたい人は、テンプレートとサンプルをダウンロードしてください。(無料A4サイズPDF)テンプレートに記入すればペルソナが作成できます。
注:ペルソナは、マーケティングペルソナ、アバターなどと呼ばれる事があります。全て同じ意味なので、好きな言葉を使ってください。
ステップ1:どんな特徴を持っているか?- デモグラフィック
デモグラフィックのリサーチから初めます。
人口統計学と聞くと小難しいですが、住んでいる場所、年収や、家族構成などのデータのことです。
まずはリサーチをして、ワークシートのスタッツを埋めてください。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 地域
- 学歴
- 職業
- 役職
- 仕事内容
- 年収
- 使える金額
あくまで空想の人物像なので、正確さにこだわる必用はありません。
リサーチをしても分からないことが有れば、あなたの理想の顧客像を想像して、スタッツを埋めてください。完璧主義にならず、まずは1人のペルソナを作り上げましょう!
リサーチ
スタッツを記入する前に、まずはリサーチから初めます。データが一通り揃ってから記入をしてください。
エバーノートなどで情報をまとめると作業がはかどりますよ!
今までで最高のお客さんはだれ?
何度も取引したい、最高のお客さんは誰ですか?
すでにオンラインビジネスをしている人は、最高のお客さんが実在するかもしれません。
お客さんの特徴やスタッツが、ペルソナに利用が出来るならどんどん利用しましょう。
すでにデータが揃っているので、ペルソナ作りの時間が大幅に削減出来ます。
ペルソナは公表するものではないので、実在の名前や住所などを利用しても問題はありません。リアリティーの高いペルソナ造りに役立ててください。
アドワーズのディスプレイプランナー
グーグルアドワーズのディスプレイキャンペーンプランナーを使います。
下記の手順で統計データの確認が出来ます。運用ツール>ディスプレイキャンペーンプランナー>広告グループ候補を取得
次の画面でペルソナに関連するキーワードを入力します。複数回キーワードを入力して、できるだけ正確なデモグラフィック出しましょう。
キーワード毎の年齢層や、性別の割合を調べることができます。
不明データも多いですが、デモグラフィックの設定には参考になるはずです。
グーグルアナリティクス
サイトを運営している人は、アナリティクスのデータを活用してください。
下記の手順で統計データの確認が出来ます。ユーザー>ユーザー属性>概要
クリックをすると次のようなユーザーの属性データが表示されます。
実際にサイトにアクセスをしている人のデータが一目瞭然で分かるのが最大のメリットです。
一番多い層年齢層をペルソナのデモグラフィックに使っていいでしょう。
SNSのフォロワーをチェック
各SNSのフォロワーをリサーチします。
- 自分のアカウント
- 競合のアカウント
あなたのアカウントはどんな人がフォローしていますか?
競合のアカウントはどんな人がフォローしていますか?
フォロワーのプロフィール調べてペルソナ作成に活かしましょう。
特に、コメントやいいねをしているユーザーは、熱心なファンの可能性が高いです。アクティブなユーザーをメインにリサーチしましょう。
自分のSNSアカウントが無い場合は、直接競合や間接競合のSNSアカウントをリサーチに活用してください。
すぐにペルソナを作りたい人は、テンプレートとサンプルをダウンロードしてください。(無料A4サイズPDF)
ステップ2:何を考えているか?- サイコグラフィック
サイコグラフィックはペルソナ作りのキーポイントです。
見込み客が何を考えているか、リサーチで調べ上げましょう!
頭の中を理解して、心に響くコンテンツを作るためにも重要なステップです。
リサーチ
スタッツを埋める前に、まずリサーチを行います。ノート欄が1ページ付いているので、メモをしながら作業してください。
知恵袋を読む
ペルソナに関連するキーワードを知恵袋で検索します。
悩みがズラッとてきます。実際にどんな悩みを抱えて検索をしているのか、読んでみましょう。
質問だけでなく、回答と、回答に対する質問者のコメントも参考になります。
知恵袋は悩み解決に特化したサービスなので、頭の中の問題を知るのに役立ちます。ペルソナ作りに活かしてください。
例)「釣り初心者」で検索したこの質問。
知っている人なら当たり前の事でも、本当の初心者にしか出せない質問ばかりです。自分の頭でいくら考えていても、こういう質問は出てこないはずです。
知った気になるのが一番怖いので、知恵袋で色々な質問を覗いてみましょう!
競合のブログを読む
グーグルでキーワードを検索します。
検索結果で表示されたブログを読んでリサーチをします。
ブログのトピックは見込み客の問題や、悩みを解決するものであることが多いです。
- ブログで解決する問題
- どんな好奇心に訴えかけているか
これらを中心にリサーチしてください。特に章のタイトルを読めば、どんな悩みがあるのか分かり易いですよ。
ブログのコメント欄も必ず目を通してください。
コメントが書かれている記事は、的確に問題解決をしていたり、読み手に役立っていることが多いので、良記事であることが多いです。
またコメントで、やりとりされている内容もチェックしてくださいね!
Amazonで商品のレビューチェック
Amazonで商品を検索します。
検索結果で表示された商品は、見込み客の問題とニーズを直接反映している事が多いです。商品全体にざっと目を通すだけでも参考になります。
評価が多い商品からレビューを読みましょう。
レビューの中で特に下記をチェックしてください。
- 商品の何が良かったか?
- 商品の何が悪かったか?
商品に対する「何」は見込み客が本当に気にしている事でもあります。レビューのチェックは、商品を通さないと出てこないニーズの理解に役立ちます。
SNSのコメントを読む
フォロワーのコメントを読みましょう。
- 自分のアカウント
- 競合のアカウント
上記の2箇所で行います。
デモグラフィックとは違い、プロフィールではなくコメントにフォーカスします。
コメントに隠された感情を読み解きましょう。
- どんなことを感じているのか?
- どんな意見を持っているのか?
特に炎上している投稿へのコメントは、人の感情が全面に出ていることが多いので、参考になります。
キーワードを検索しても、ツイートや投稿の一覧が出てきます。検索結果からコメントや、プロフィールを探すのもオススメです。
目標/価値観
まず目標と価値観から初めましょう。
そもそもペルソナ作りの目的は、、、ペルソナが目標達成をするためのコンテンツや、商品を作ることにあります。
彼らが欲しいものを知らずに、価値を提供することは出来ないですよね。
次に忘れてはいけないのが、判断基準の重要な要素である価値観です。自分の価値観とズレた、商品やコンテンツを欲しい人はいません。
- コンテンツ作成
- マーケティング戦略
- 商品作成
これらも全て、目標と価値観の影響を受けます。
リサーチで集めた情報を元にして、できるだけ詳しく書きましょう。
興味/どこにいるか?
習慣や興味を知ると、よりペルソナに現実味が増してきます。
- 見込み客に影響を与えているのはどんな事でしょうか?
- 普段どんなメディアに触れていますか?
- 活発に活動しているSNSはありますか?
今までと同じように、ペルソナに関連があるキーワードを利用しましょう。
特にAmazonを使えば、興味のある本や、雑誌などもリサーチ出来ます。そこで出た作者名をグーグルで検索すれば、関連するブログも見つかります。
1つの情報が見つかったら深掘りして、芋づる式に広げてみてください。リアリティーのあるペルソナが作りに役立ちます!
ペルソナ作り以外にも、、、見込み客が良く使うメディアが分かるので、広告を出稿する時にも役立つ情報です。
悪夢/問題
ペルソナのネガティブな感情を設定します。
目標/価値観とも関連がありますが、あなたや私の仕事は、ペルソナの悪夢や問題を解決し、彼らの魔法の杖を作ることです。
「この人のブログは私にぴったりだ。」「私のために有るような商品だ。」
こう思われるコンテンツを作る為に、ペルソナは必用なのです!
言ってしまえば、見込み客は問題の解決以外は求めていません。提供しているコンテンツが、ズレていたら、別の解決策を探します。
これから作るコンテンツや商品を、ペルソナの心に響かせるためにも、問題はできるだけ明確にしましょう。
問題を理解するのに、オススメなのが知恵袋です。
サービス自体が悩みの解決に特化しているので、沢山の問題や悪夢を見つけられます。より踏み込んだ内容を知りたい場合は、回答をするのもオススメです。
すでにお客さんがいるなら、ウェブのアンケートフォームで直接聞くのが最速です!
意思決定
意思決定のクセを知らないと、お客さんを逃してしまうかもしれません。
あなたが最近買った物はなんですか?どのように購入を決めましたか?
人それぞれ、意思決定にはクセがあります。クセを見つけておくと、購入時に見込み客が考える「買わない」理由を、コンテンツなどで排除することができます。
Amazonの商品レビューを読むと、購入前にどんな障害があったのかわかります。
競合の商品や、似ているマーケットの商品を参考にしてください。
友人や家族の意思決定のクセを観察するものオススメの方法です。
ステップ3:ストーリーを作る
集めた情報を元にペルソナのストーリーを作ります。
スタッツだけでも十分に役立ちますが、1つ1つの情報を繋げてストーリーにすると、リアリティーで出てきます。
パズルを組み立てるイメージで、調べたスタッツを元に全体を作ります。ルールは無いので、よりペルソナのイメージが湧きやすい構成にしてください。
サンプルを参考にして、あなたのペルソナに息を吹き込みましょう!情報が集まっていると、意外と簡単にストーリーは作れるものですよ:)
まとめ
1人に響くメッセージを発信する。これがペルソナ作りの目的です。
1人にメッセージを届けることで、
- メッセージが響く
- コンバージョン率(成約率)が上がる
- マーケティング費用が抑えられる
- 正しい見込み客を獲得できる
などメリットは数知れずです。労力を使う作業ですが、ビジネスを始める前に最低1名は設定してください。
更に効果的にメッセージを届けたいなら、1名のペルソナで満足するのではなく、復数のペルソナを作りましょう。
復数のペルソナを設定することで、少しセグメントをずらしたターゲットにも、テーラーメイドのコンテンツを届けられます。慣れてきたら2〜3人のペルソナを作るのがオススメです。
最後に、、、ペルソナを作って無駄なく最短距離で成果を出しますか?数うてば当たる方式で経費を垂れ流しますか?
ps正直ペルソナ作りはめんどくさいです。ゼロから始めると5時間以上かかることもあります。
テンプレートをダウンロードして最速でペルソナを作ってくださいね!