ひとり起業向け:資金調達にオススメな3つの方法

ひとり起業向け:資金調達にオススメな3つの方法

目次

起業資金を調達するのは、難しそうなイメージがありませんか?

安心してください。
起業するのに大金が必要で、資金調達のハードルが高かったのは一昔前の話です。

今はリスクがほぼゼロで、大金を集められるサービスも沢山有ります。

ひとり起業にピッタリの資金調達方を紹介する前に、1つだけ伝えておきたいことが有ります。

それは、、、

「資金を調達しないで、うまくいくモデルを作るべき」

ということです。

もちろん、業種によっては初期投資が必要なことは重々承知です。
ですが、インターネットや無料のツールを上手に使えば、ほとんどお金をかけないでも、起業ができる時代になりました。

まずは無駄にリスクを増やさない為にも、起業資金が必用ないビジネスモデルを考えてください。

その上でまとまったお金が必要なら、これから紹介する資金調達方法を実践してください!

起業資金の調達方法はオススメ順に紹介しています。

自分で資金を作る

起業資金を自分で作る

まずは自分で資金を作りましょう。

10〜50万程度の資金であれば、意外と簡単に捻出可能です!

片手間で出来るので、他の資金調達方法と平行して進めるのがオススメです。

■メリット

  • お金を借りなくて済む
  • 返済の必用が無いから精神的に楽

■デメリット

  • 大量の資金を集めるのは難しい
  • 不用品を処部するには、発送などの手間がかかる

不用品を販売する

自分で資金を調達するのに、一番手っ取り早いのが不用品の販売です。

このどちらかを使うだけです。

処分する物によって向き不向きがありますが、身の回りの物を販売するならメルカリだけで十分でしょう。

特にメルカリは手軽に出品できて、びっくりするくらい何でも売れます。

私の妻も、メルカリで身の回りの物を処分しただけで、サクッと30万稼いでいました。

いらないものは処分出来るし、必用な資金は手に入るしで、一石二鳥の方法です。

身の回りがスッキリするとメリットしか無いので、起業の準備だと思って処分してもいいですね!

■裏技
利益分配のルールを決めて、出品作業が億劫な家族や友人の不用品を代理で出品してあげましょう。元で無しで資金が手に入るし、友人や家族は不用品がお金に変わってwinwinです。

今はpolcaなんてサービスもある

polcaは起業家で投資家の家入氏が作ったサービス。

最大10万円までは資金調達が可能です。

一般的なクラウドファンディングとは違って、身近な友人や知人から資金を集める、フレンドファンディングという立ち位置です。

クラファンのように不特定多数の人に支援を募るのではなく、発行されたURLをクリックすると初めて、企画ページを見れて支援ができる仕組みです。

例えば、、、

「起業で使うデスクを買いたい!」

こんな企画でも、全然問題ないのがpolcaの良いところです。

企画を作ったらSNSで拡散したり、友達にラインで流して支援を求めます。

支援金額は1口300円から設定出来るので、あなたのことを応援したいと思っている友人であれば支援してくれる確率は高いでしょう。

身近な人にお金を借りるのは抵抗がありますが、少額かつ支援金として払うので、支援する側も受け取る側も、後腐れがないのもメリットですね。

リターンは感謝のメールなど、ソフトなものが一般的です。

これからはこういったお金の流れがもっとメジャーになるでしょう。

身近な人に応援をしてもらいたいなら、是非使いたいアプリです。

クラウドファンディング

起業資金はクラウドファンディングで集める

面白いアイデアがあるならクラウドファンディングはピッタリ。

polcaとの決定的な違いは、支援者は相応のリターンを求めるということ。

もちろん企画の性質によって、リターンをさほど重要視しないものもあります。
慈善的な企画はそれに該当しますね。

ですが、商品開発をしたいとか、何かサービスを始めたいといった場合は、支援者がメリットを得られるリターンが必須です。

ポイントはこの3つ。

  • お得感のあるリターン
  • 支援者の自尊心をくすぐるリターン
  • クラファンでしか手に入らないリターン

あなたが起業することで、支援者にメリットのあるリターンを提供できるなら、クラファンを使わない手は無いでしょう!

支援者が沢山集まっているプロジェクトのリターンや、企画の内容を参考にするのが資金調達への成功の近道です。

例えば、この「劇場アニメ化プロジェクト」のリターンは、好きな人にとってはすごく魅力的です。

こういうプロジェクトは高額の支援がすぐに集まります。
リターンの内容を参考にしてみてください。

ぜひ支援者のツボを抑えた、企画とリターンの作ってくださいね!

■メリット

  • プロジェクトによっては大金が集まる
  • 自己資金0でも始められる
  • 販売前に商品の知名度が上がる
  • アイデアとリターン次第では、可能性は無限大!

■デメリット

  • ただ紹介するだけでは支援は期待出来ない
  • 質の高い紹介ページを作る必用がある
  • 支援者の期待に応えるプレッシャー

クラウドファンディングが一発で分かる動画はこちら

日本で使えるクラファンサイトの紹介

サイトによって、掲載されるプロジェクトの特徴に差が出るのが面白いです。

各サイトの特性を見極めて、あなたの商品やサービスに一番適したサービスを選んでください。

日本政策金融公庫

起業資金は日本政策金融公庫で調達する

まとまった資金を調達したい時にオススメです。

ひとり起業家が、大手のメガバンクで資金調達をするのはほぼ不可能です。
そこで頼りになるなるのが、日本政策金融公庫

低金利である程度の金額まで、借り入れ出来ます。

小さなカフェの開業資金など、店舗を伴うビジネスの場合、公庫から借り入れをする人が多いイメージです。

ですが、、、
公庫に頼るのは最終手段にしてください。

まずは、クラウドファンディングを視野に入れた、資金調達をすべきです。

継続的な返済が必用な方法より、チャンスがあれば返済不要な資金調達の方がいいに決まっています。

「あなたのアイデアが人から資金を集められるのか?」公庫や銀行に頼る前に、まず考えましょう。

今は、起業するにはもってこいの時代なのです!

■メリット

  • 1000万以上の資金調達が可能
  • 金利が低い
  • 意外と敷居は低い

■デメリット

  • 翌月から毎月自動引き落とし
  • キャッシュフローが無いと返済は厳しい
  • 精神的プレッシャー

実際に私が800万借りた事例

実は、私も公庫からお金を借りた経験があります。

2回に分けて合計800万の融資を受けたのですが、その経験から借りるまでの流れを簡単に紹介します。

  1. 事業計画作成
  2. アポイント
  3. 事業の説明
  4. (op)事業所に来ることもある
  5. 審査
  6. 融資

かなりシンプルですがこんな流れで融資まで進みます。

事業計画の作成にそれなりの時間は取られますが、それ以外は難なくこなせました。(借りる金額に労力は比例するはず。)

今思えば、緻密な事業計画でなかったにもかかわらず、すんなり初回の500万の融資をしてもらえました。

もちろん事業の内容や、個人の状況によって決まりますが、「意外と簡単に借りられる」というのが私の印象です。

私の場合は、3週間〜1ヶ月程度で入金までされました。

融資の時期にもよりますが、意外とスピード感もあります。
(空いている時期は、公庫に問い合わせれば教えてもらえます)

審査に重要な2つのこと

審査には事業計画の他に重要なポイントが有ると私は考えます。

  • お金を貸して大丈夫な人間か?
  • 話の筋が通ってるか?

この2つです。

見た目や、雰囲気、話の筋が通ってるかなど、人間的な部分も重要な判断基準になっていると感じました。

実際に私が融資の面接を受けている隣にいた人は、挙動不審で受け答えも微妙、さらには大事な融資の話しなのに、小汚い格好。。。

聞き耳を立てていると、何度か融資を断られている雰囲気でした。

私も驚きましたが「ちょっとヤバそうな人」も借り入れに来るのが、日本政策金融公庫です。

担当は間違いなく、見ためを含めた”人となり”も審査しています。
事業計画うんぬんより、まずは良い印象を与えることがスタートラインだと思いましょう!

まとめ

どの方法を使っても資金調達は可能です。
3つ全て組み合わせれば1千万以上集めることも出来るでしょう。

ですが、、、

冒頭で伝えたように、私が圧倒的に支持しているのは、資金調達をしないで済む規模で始めることです。

10〜20年前は資金調達が必須でしたが、今はインターネットやテクノロジーも普及し、無料で使えるツールも山ほどあります。

リスクの少ない、ミニマムな起業が誰にでも出来る時代なのです。

どうしても資金調達が必用なら、、、

借り入れのリスクを取るより、まずはアイデアに磨きをかけましょう。

優れたアイデアにはお金が集まります。

人に価値を与えるサービスにはお金が集まります。

クラウドファンディングで起業の資金調達をする為に、ビジネスモデルをデザインしてもいいのです。

今は「条件が悪くて起業できない」なんて、言い訳が出来ない時代なのです。

かしこく資金調達をして、あなたのアイデアが世界中に広まることを願っています:)

ps
私が全くのゼロから起業するなら、間違いなくブログから始めますね。
書き方は、誰でもブログが書ける7ステップを参考にしてください。

この記事を書いた人:
Suzumori Takumi
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