ローカルパックとは、地域に関係するキーワード(ローカルキーワード)が検索された際に、地図情報と共に表示される3つの検索結果を指します。
グーグル検索の46%はローカル検索というデータもあり、ローカルパックに表示できればビジネス情報の露出が増し集客につながります。
2017年のGoogleの調査によると、「近くの〜」というキーワードでの検索は過去2年間と比べて150%上昇しています。このデータを見ると、ここ数年でユーザーに地図検索の使い方が浸透したことが分かります。
またGoogleトレンドの過去5年間のデータを見ると、右肩上がりで「近くの〜」を検索に使う人が増えており、ローカルパックに表示されるメリットは年々増しています。
ローカルパックの順位を決める3つの要素
ローカルパックの表示順を決める要素はズバリ3つ。
- 関連性
- 距離
- 知名度
Googleのローカル検索結果の順位を改善するに明記されています。
関連性
検索キーワードに関連したビジネスが表示されます。
Googleマイビジネスに登録した情報と、ユーザーが検索した「キーワード」との関連性が重要視されます。ビジネス情報を充実させ、キーワードとの関連性を高めるのが効果的です。
どんなに評価の高いビジネスでも、キーワードとの関連性が低ければ表示されることはありません。
距離
キーワードで指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離が近い方が表示されやすくなります。地名をキーワードに入れない場合は、現在地情報周辺のビジネスが検索されます。
- 地名が含まれない:現在地周辺のリスティング
- 地名が含まれる:地名周辺のリスティング
検索キーワードに「銀座 カフェ」などの具体的な地名が入る場合、たとえ沖縄にいても銀座のカフェが検索結果に表示されます。一方で「カフェ」のようにキーワードだけで検索した場合、現在地周辺のカフェが表示されます。
知名度
知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。知名度が高いビジネスはローカルパックにも表示されやすいです。
知名度の判断には、以下の要素が使われています。
- オフラインでの知名度
- 口コミ(Google・レビューサイト)
- ウェブの検索結果
多くの人に知られている著名なビジネスは、ローカルパックにも表示されやすくなります。Googleやレビューサイトでの口コミも知名度に影響があり、口コミ数が多く、高評価のビジネスは検索エンジンにも評価されます。
オーガニック検索での掲載順位も考慮に入れられるため、一般的なSEOも対策として必要です。
ローカルパックに表示する方法は?
ローカルパック内に掲載されるためには、関連性、距離、知名度で検索エンジンから評価される必要があり、ローカルSEOと呼ばれる対策が必要です。(ローカルSEOとMEOは同じ意味で使われます)
具体的な手順はローカルSEOの方法を徹底的に解説した、【完全ガイド】ローカルSEOで上位表示する方法を参照してください。
ローカルパックとナレッジパネルの違い
- ローカルパック→地域に関連するクエリで検索した際に表示
- ナレッジパネル→特定のビジネス情報を検索した際に表示(指名検索)
ローカルパックは地域に関連するキーワードが検索された際に、地図情報と共に表示される3つの検索結果を指します。
ナレッジパネルは検索結果の右側に大きく表示される情報ボックスです。
Googleのデータベースであるナレッジグラフに存在するデータが検索された際に表示されます。
ローカルビジネスを検索した場合、Googleマイビジネス登録した情報がナレッジパネルに表示されます。
まとめ
ローカルパックにビジネス情報を表示できれば、露出が増え集客に繋がります。
関連性、距離、知名度などを元に検索順位は決定されます。Googleマイビジネスのアカウントを開設すれば、必ず表示されるわけでないので注意が必要です。
残念ながら一般的なSEO同様、ローカルパックに表示させる裏技は存在しません。
Googleマイビジネスを活用したり、口コミを積極的に集めるなど、ローカルSEOをコツコツと取り組むのが近道です。
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